投資・金融

投資に否定的な彼女がNISAを始めるまでの1年がかりの大作戦

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1年がかりの大作戦。投資に否定的な彼女がNISAを始めるまで
うりぼき君

投資に否定的な彼女を説得して、一緒に投資を始めて欲しい!!

最初は投資に否定的な彼女でしたが、1年以上の説得してつみたてNISAを始めてくれました。

説得をする上で気をつけたことなど心構えが何よりも大事だなと感じました。

また私がどうやって説得してNISAを始めるまでに至ったのか、この記事であますことなくお伝えします!

当時の彼女さんの心境も書いてありますので、投資に否定的な人は何を思っているのかも参考になるかと思います。

記事の前半では説得の時の心構えを、後半では具体的な行動が書いてありますので、ぜひ読んでみてくださいね!

心構え編

根気よく話し続けて、何度も説明する

諦めずに何度もトライするんだ!という覚悟が必要です。

投資をよく知らない人からすると、突然オススメされても怪しいものに聞こえます。

私も説得を始めてから開設するまでに1年以上かかりました。

長い時間がかかるのだと腹を決めて、しっかり理解してもらえるように向き合っていきましょう。

相手を尊重し、決して否定しない

彼女のスタンスを決して否定しないように気を付けていました。

投資はリスクがあるので、相手の状況によってはしない方が良いケースもあります。

そのため、投資をしない彼女を否定するようなことを言わないように意識しました。

当たり前じゃん。と思うかもしれませんが、わたしは一生懸命に話をしていると投資をしないともったいない!というスタンスに陥りがちでした。

投資をする選択も良いし、しない選択も良いな。と思うようにして説明すると、相手も尊重されていると感じるかと思います。

楽しそうに話す

当時は意識してませんでしたが、彼女からは投資の話を楽しそうに話すなーと思われてたそうです。

ある日彼女は私が好きな話をするような感覚で、投資の話をしているんだろうなと思ってからは、彼女も嫌な気をせず聞いていたそうです。

投資に限らず、楽しそうにしてるとやってみよう!となることは多いですよね。

いままで真面目にしか話してなかったと思うようでしたら、ぜひ意識してみてくださいね。

行動編

ここからは実際にどのように説得していったのかの行動をお話ししていきます。

当時の行動をフェーズ毎にまとめました。

各フェーズでいつ頃からの行動かわかるように、彼女がつみたてNISAを始めた日を基準にして記載しました。

2人の中でお金の話を当たり前にする(約1年前〜)

初めに意識したのは「お金の話を普通にできるようになること」「自己開示」です。

お金の話は将来に結婚を考えているパートナーとはいえ、最初はなかなか切り出し辛いもの。

いきなり投資の話をして、「怪しい」と思われてしまうのが恐れていたことでした。

そのため、まずは下準備として『自己開示をしてお金の話を日常的にすること』に注力していました。

具体的な行動としては自分の収入を明かしたり、つけている家計簿を共有したりです。

すこし勇気が必要でしたが、収入を明かすのはオススメです。

メリットは毎月給与振り込みのタイミングでお金の話が出来るからです。

給与振込のタイミングで投資の話もすることが出来たので、当たり前のように投資の話をすることに貢献してくれました。

当時の彼女さんは何を思ってた?

株といえば、ずっとパソコンに張り付いて売ったり買ったりしているイメージだった。

正直あやしいと思っていたし、興味もなかったよ。

株•投資を身近に感じてもらう(8ヶ月前〜)

数ヶ月経つとお金の話をふだんからできるようになったので、次の作戦を立てました。

このフェーズでの目的は「株を身近にすること」です。

まずは某チェーンレストランの優待券があったので、一緒にご飯に行って使いました。

VYMの配当金も毎回見せてます。配当が2ドルの時でも見せました笑

彼女は生まれてから一度も株と関わりがなかったそうです。

株式投資に対して不信感を取るためにも株は役に立つよ。と体感してもらうことは大切でした。

当時の彼女さんの心境は?

2ドルはふーん。だったけど、優待券でお寿司行った時は感動した!

その時に初めて株に興味を持ったよ。

優待の体験がなかったら投資も始めてなかったと思う。

配当金の2ドルは興味なかったのね...

お寿司は偉大なり。

うりぼき君

投資•つみたてNISAの収支の推移をすべて見せた(7ヶ月〜)

株主優待での食事中に投資の話をしやすかったので、ある日初めてつみたてNISAをやろうよと誘ってみました

結果は撃沈... その後もたくさんトライするも完璧なディフェンスです。

わたしは2019年に積立NISAを3000円から始めて、1年後に満額にした状態で提案していたので、当時5万円くらいの利益だけでした。

少額投資で利益を得るには時間が必要です。

そのため金額にはフォーカスせず、つみたてNISAの仕組みの説明をメインにしました。

ここで重要なのが自分の意見ではなくて、システムや背景を中心に話すことです。

例えばこんな感じ

老後の年金じゃ足りない部分を補って欲しいからNISAは国が進めてる

長期の積立投資はリターンが返ってくる可能性が高い結果が出てるんだよね。

世界の人口が増えている限りは長期投資をすると将来お金が高くなって返ってくる確率が高そうじゃない?

毎月3千円でもいいからやってみようよ!

他のサイトや第三者の力を借りるのも重要です。

金融庁の資産運用シミュレーションは政府がやっているので安心感もありますし、かなり役に立ちます。

振り返るとこのフェーズを一番丁寧に時間をかけていました。

決して彼女の考えを否定しないように気を付けながら徐々に投資は怪しくないものと見直してもらう必要がありました。

少しから始めてみようよ!と、定期的に誘い続けました。

当時の彼女さんの心境は...?

つみたてNISAがどんなものかなんとなく分かってきたけど…でもまだ始めるのは怖いな。

固定費のコストカットに乗り出す(半年前〜)

説明のおかげもあり、投資やNISAの仕組み自体は理解してもらえたようですが、始める気配はありませんでした。

これは違う路線から攻めてみないとだめだ!と思い、次はコストカットからの投資してみない?という作戦を思いつきました。

当時彼女はdocomoを使っていたので、Ahamoに変えて、浮いたお金で投資をしてみたら?と。

彼女もコストカットの話には納得したのか、数か月後にはプランを変えて毎月4千円浮かすことができました。

が、まだ投資しない!!!どうしたら興味持つかな、、、と途方にくれます。

家計簿をつけないかと提案(2か月前~)

彼女が家計簿をつけていないことに気づき、毎月どのくらいお金使ってるかも把握してなさそうでした。

以前から、一緒に住むとしたら家計簿はつけてほしいと思っていたので、Osidoriという家計簿アプリを提案します。

わたしが有料会員になり、彼女は無料で使いはじめました。

家計簿をつけていくと彼女の中で収支を考えることが増えたようでした。

このフェーズから節約を意識したり、お金に関して積極的に話し始めたりと、風向きが変わったように感じます。

最初に家計簿を提案されたときには正直めんどくさいなと思ってたけど、やってみたら楽しかった。

私ってこんなにお金使っているのか...と思って、節約しようという意識が芽生えたかな。

家計簿をつけてすぐ投資にはならなかったけど、支出を管理することで節約に意識が向いたのは良かった!

うりぼき君

Youtuberの力を借りる(当日)

誘い始めて1年くらい経ち、いつか始めてくれたらいいや。と半ば諦めていました。

ちょうど世間は投資ブームが起こっており、厚切りジェイソンさんが出版した投資についての本を説明する動画をオリラジのあっちゃんが投稿していました。

これは使える!と思い、ダメもとでその動画を彼女さんに見せました。

「どうかなー、少しでも興味ひいてくれたらいいなー」と思っていると、動画を見終わって突然「私もNISAやる!」と宣言!

いきなりだったので、驚いて「ほんとにやる?」と聞き返しましたが、「やる!」と良い返事をもらえました!

冷静を装ってましたが、心の中ではガッツポーズ。彼女も納得してくれたようで、嬉しかったです。

思い立ったが吉日!と思い、その日に楽天銀行と楽天証券を開設し、ついに彼女にもつみたてNISAを始めてもらうことが出来ました!

今までの私が説明したことと、YouTubeの説明が繋がって決断してもらえたのではないかと思います。

あっちゃんと厚切りジェイソンさんに背中を押してもらえました。

なんで動画を見てつみたてNISAを始めてみようと思ったの?

うりぼき君

今まで断片的に覚えていたことが動画でつながったこと

いま投資することで将来こうなるんだとイメージ出来たかな。

動画を見て堅実に投資できることがわかって、「危なくないじゃん」と思えたのが大きかったと思う。

まとめ

こうして、1年間以上に及ぶ説得は身を結びました。

彼女さんも納得をして始めてくれたので良かったと思います。

厚切りジェイソンさんに良いとこを持っていかれた感はありますが、私の説明もなければ始めてくれなかったと思うので、頑張った甲斐はありました。

今は数十万円の利益も出ていて、始めて良かったと言ってくれてます。

投資に否定的な人を説得するのは簡単ではないです

ましてや、家族や彼女など関係が深い人の方が説得の難易度は上がるかと思います。

長い時間がかかるのだと思い、不安な点を払拭できるように優しく、何度でも説明してみましょう。


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ぼー

中小外資系で働く28歳の経理マン
米国公認会計士 科目合格|簿記2級取得

店舗スタッフとして新卒で入った会社を1年目で転職決意して、2年目終わりに未経験から経理職へ転職
経理の情報って集めづらい!と感じ、本当に役立つ経理のブログを運営中

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