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初心者はiDeCoとNISAはどっちを選ぶべき?

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初心者はIDECOとNISAどっちを選ぶべき?

この記事で解決できるお悩み

  • iDeCoとNISAはどっちがおすすめ?
  • 実際に投資をした人の感想を知りたい!
うりぼき君

いざ投資を始めてみようと思っても、iDeCoとNISAのどっちを選べばいいのか悩む・・・

制度に関しては色々なサイトで語り尽くされていますが、実際の感想を書いてる人は少ない。

しかも、どこのサイトでも良い面しか書いていないから、本当のデメリットはなんだろう。

私が始める時に実際に感じていたことでした。

この記事では、当時の私におすすめするとしたら?という観点から、iDeCoとNISAを使って感じる部分を正直に書いていきます。

初心者はiDeCoとNISAはどっちが良い?

使いやすいNISAがおすすめ!

私はiDeCoの投資を始めてからは2年以上、NISA(前つみたてNISA)は3年以上の投資をしてきました。

その経験を踏まえて、友達にはまずはNISAをおすすめします。

NISAの方が自由度が高く、自分に合った投資スタイルで出来るので精神的に安心できるからです。

特にいつでも引き出しが可能な点と投資先・金額を簡単に変更できる点はiDeCoとの大きな違いです。

NISAがおすすめの理由

いつでも引き出しが可能

NISAは好きなタイミングで投資を辞めて、現金に変えることができます。

投資をする時の前提として余剰資金で投資すべきと考えています。

それでも多く現金は持っていても想定外にお金が必要になるかもしれません。

そんな時にNISAで買った投資先を売却して、現金が手元に戻ってくるという安心感は精神的に大きいです。

一方で、iDeCoは好きなタイミングで現金を手元に戻すことはできません。

iDeCoは老後の資産を作るための制度なので、現金を手元に戻せるタイミングは原則60歳以降です。

現金が急に必要になってもNISAなら対応できる点は安心感があります。

投資先・金額を簡単に変更できる

余剰資金で投資をしているとはいえ、最初から自分の投資スタイルがわかる人はいません。

最初は少なめの投資金額で様子を見て、慣れた後に投資金額を増やしたり、投資信託から個別株や高配当株などジャンルを変えてみることもNISAは可能です。

私は2020年8月に3,000円の積立を開始しました。当時は今ほどNISAの追い風は吹いていなく、損をするのが怖かったです

開設して1年以上経った後にようやく失っても良いと思える3,000円を積立投資として始めています。

わずか3,000円でもかなり勇気を振り絞って購入し、1週間くらいずっとドキドキしてました。

それでも1年くらい経つとだんだんと値動きに慣れて、不安が小さくなっていきます。

転職をして給与が上がったことやコロナで外に出なくなったこともあり、余裕が出来てから毎月3万円の投資に変更しました。

その後も不要な投資信託を売却したり、投資信託の対象を変えてみたりと自分に合った方法を模索するのに2年ぐらいかかりました

投資が初めての人は右往左往することも多いです。

NISAは自分のスタイルを確立するまでに色々試せるので、初心者の方にはおすすめです。。

NISAをおすすめする理由

  • いつでも引き出し可能
  • 投資金額を簡単に変更できる
  • いろいろ試しつつ、自分の投資スタイルを確立できる

NISAではなくIDECOを選んだ方がいい人はどんな人?

老後が不安な人、もしくは退職金が少ない人

ほとんどの方にはNISAを優先的におすすめしますが、iDeCoも良い制度で非常におすすめです。

ただNISAとは目的と使い方が違うことに注意しましょう。

私がiDeCoをおすすめする人は老後が不安、もしくは退職金がない or 少ない人です。

ただし、もしも毎月お金を確保できない人はiDeCoよりもNISAが良いです。

安定的にお金は確保できるが、あると必要以上に使ってしまう人はiDeCoをおすすめします。

iDeCoの特徴

  • 毎年の投資した金額を所得控除できる。(節税)
  • 投資対象が少ない
  • 原則60歳からお金の受け取り可能
  • お金を受け取る時は課税対象
  • 設定を変更する時に手続きがめんどくさい
  • 投資をストップしても管理手数料などがかかる

iDeCoは老後資金のためにお金を貯めることを目的とした制度です。

そのため、原則60歳になるまでは投資したお金は回収できません

ここが良い部分でもあり、悪い部分でもあります。

iDeCoは60歳以降にならないとお金を戻せないと書きましたが、具体的には3つの方法でしか引き落とせません。

  • 途中解約(厳しい条件あり)
  • 一時金(退職金扱い)
  • 年金(雑所得扱い)

NISAとの大きな違いの1つとして、お金を受け取る時には課税の対象になるということです。

あくまで課税の対象なので、実際に税金を納付するかどうかは人によって違うので注意しましょう。

iDeCoはお金を受け取る時に課税の対象になります。

退職金が少ない人は退職金扱いとなるため、iDeCoのお金を引き戻すことで節税効果が高くなることが多いです。

そのため退職金が少ない人は積極的にiDeCoを活用すると良いでしょう。

iDeCoのデメリットは、書類の手続きがめんどくさいことやルールが不自由ことです。

たとえば毎月の投資金額を変更できるのは1年に1回のみで、書類を記入して送る必要があります。

しかも、投資を一時的にストップしたとしても毎月の管理手数料等はかかります。

他にも注意点はいくつかありますが、そのデメリットを超えるメリットがあったので、私はiDeCoも使っています。

NISAとiDeCoを使って感想は?

NISAは楽しい

私のNISAでの投資対象は、投資信託(毎月積立)と優待目当ての個別株、高配当ETF(投資信託的なもの)ですが、自分のペースで投資が出来るので楽しいです。

基本的には長期保有の目的なので売却せず、値下がりしても余剰資金なので慌てることもないです。

日経平均が上がった!というニュースを見て利益が増えているか確認したり、不祥事や決算が悪いというニュースを見たらその会社の株価を覗いてみたりと、日常生活とニュースが結びついているのもNISAを楽しめている理由です。

いつか一時的に下がる時は来ると思いますが、その時も淡々と投資を続けようと思える状態を維持できると楽しめるかと思います。

iDeCoは正直忘れていることが多い

iDeCoは毎月1万円を投資していますが、正直1年に1回利益を見に行く時があるぐらいでほとんど忘れています。

iDeCoの6割を世界株、4割を先進国の債権で運用しています。

結局60歳まで引き落としが出来ないため、頻繁に見てもしょうがないなと思い、あまり見ていません。

老後には1,000万越えくらいになっている計算なので、その時までは忘れて積立をしようと思います。

精神的に安定して投資できそうな方を使ってみよう!

初心者の方はNISAとiDeCoのどっちを選ぶといいのか悩むかと思います。

私のおすすめはNISAですが、iDeCoも非常に優れている制度です。

身も蓋もないですが、最終的には精神的に安定して投資できる方法ならばどちらでも良いと思います

最初はNISA、慣れてきたらiDeCoも開設するというのも良いと思いますし、逆にiDeCoを開いてからNISAも開くでも良いと思います。

自分にあった投資スタイルがわからない方は、まずは自由度の高いNISAを開いてはいかがでしょうか。

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ぼー

中小外資系で働く28歳の経理マン
米国公認会計士 科目合格|簿記2級取得

店舗スタッフとして新卒で入った会社を1年目で転職決意して、2年目終わりに未経験から経理職へ転職
経理の情報って集めづらい!と感じ、本当に役立つ経理のブログを運営中

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